北海道・十勝エリアにある秘境「糠平湖(ぬかびらこ)」
今回は、タウシュベツ橋梁のある糠平湖へ向かいました。
しかし、現地では予想外の強風…。
さらに、湖の水位低下による悪路、泥だらけの組み立て、重いカヤック運搬と、なかなかハードな展開に。
それでも、北海道らしい大自然や幻想的な景色を見ることができ、思い出深いカヤック旅となりました。
この記事では、
糠平湖でのカヤック持ち込み事情
出艇場所の状況
タウシュベツ橋梁へのアクセス
強風時の湖の様子
周辺観光スポット
などを、実体験ベースで詳しく紹介します。
「然別湖」の湖底線路
まずは行く途中にある人気スポット「然別湖」の湖底線路
にも立ち寄りました。
しかし、この時期は営業休止中だったため、船は停泊中。
SNSなどで見るような写真は撮れませんでしたが、静かな湖畔の雰囲気は独特でした。




いい角度で取れない

ダメな時期は洞爺湖がお勧め
然別湖周辺では「唇山」も綺麗に見えますが、
早朝は逆光気味になるため、撮影するなら時間帯に注意が必要です。

途中には「だんだんの滝」もあり、北海道らしい自然風景を楽しみながら移動できました。

糠平湖カヤック出艇地
事前に見た糠平湖周辺の天気予報では、風速1m。
「これは最高のカヤック日和かもしれない」
そう思い、タウシュベツ橋梁方面へ向かう計画を立てました。
出艇場所は「ヒグマコーヒー」横の駐車場付近

現地に着いてから出艇場所を探しましたが、最終的には「ヒグマコーヒー」横の駐車場付近から出すことに。
ただ、ここで大きな問題が。
タウシュベツ橋梁まで遠すぎる
地図で距離を測ると、橋梁までは片道約7km弱。

実際に見るとかなり遠く、とても気軽に往復できる距離ではありませんでした。
しかも、ダムの上流は危険なので立ち入らないでとの看板もあり、
事実上ここからタウシュベツ橋梁にカヤックで行くことは不可能のようです。

糠平湖の出艇は想像以上に大変でした。
湖はかなり減水しており、水辺まで遠い状態。
急な悪路を下る必要あり
カヤックを背負って湖まで下る必要があります。
久しぶりにリュックへ詰めて運びましたが、これがかなり重い…。

しかも地面は濡れた泥状態。
「なるべく湖の近くで組み立てよう」と思ったのが失敗でした。
組み立て中に泥だらけ、シートもカヤックも泥まみれ。
組み立てだけでかなり体力を使いました。


そして、ようやく完成した頃には…
風が急変
予報は風速1mだったのに、かなりの風。
波まで立ち始めました。

強風で遠征断念…それでも絶景
安全を考え、遠くまで行くのは断念。
それでも手前側を慎重に進み、何とかダムが見える場所までは到達しました。

湖上から見る景色は本当に素晴らしく、
静かな森
北海道らしい広大な景色
倒木
独特な地形
など、陸からでは見られない景色を楽しめました。


湖に現れる「オクトパスの木の根」
途中、湖面から露出した巨大な木の根がいくつもありました。
まるでタコ(オクトパス)の足のように広がる独特な形。

減水時期ならではの景色で、かなり印象的でした。
11時前に撤収
風がさらに強くなる前に終了。
しかし帰りがまた大変。
分解は駐車場で実施
湖畔での作業は無理と判断し、組み立てたまま2人で運搬。
休みながら何とか駐車場まで戻りました。
三の沢橋梁跡 「3連アーチ橋」
タウシュベツ展望台へ向かう途中に、三の沢橋梁跡があります。
トロッコ鉄道エコレール横の駐車場に車を止めアクセスできます。

展望台へ向かう途中には、3つのアーチが並ぶ橋も見えます。
こちらもかなり雰囲気があり、写真映えするスポットでした。
駐車場横には、線路上を走るトロッコ風自転車もありました。
実際には、自転車を線路へ乗せて漕ぐタイプ。
平日だったため利用者はいませんでしたが、家族連れには楽しそうです。




タウシュベツ展望台へ
展望台は道路脇に車を止め、林道を歩いて向かいます。

途中にはハイキング用らしき分岐林道もありました。

周囲は完全に大自然です。
展望台へ向かう途中には、巨大なミズナラの木も。
森のスケール感が本州とは違います。


展望台からのタウシュベツ橋梁は想像以上
実際に見ると、思っていた以上によく見えました。


タウシュベツ橋梁の近くへ行くには予約が必要
後から知ったのですが、タウシュベツ橋梁近くへ行くには事前予約制。
ネット予約後、道の駅で林道ゲートの鍵を借りる必要があります。
しかも、1日15組限定、人気シーズンは1か月前でも埋まる
というかなりの人気ぶりです。
前日に公式サイトを見ると、すでに受付終了でした。
「現地に行けば近くまで行けるだろう」と思っていたので、完全にリサーチ不足でした。
実際に行ければこのような絶景が見られるようです。
次回はしっかり予約を取り、もっと近くからタウシュベツ橋梁を見てみたいと思います。



天狗の滝は「見落とし注意」

タウシュベツ橋梁へ向かう途中、「天狗の滝」にも立ち寄りました。
ただ、道路からは川しか見えません。
実は河原まで降りて振り返る必要あり
階段を降りて河岸まで行き、振り返ると滝が現れます。
これは気づかず通過してしまう人も多そうです。
