
概要
青森県と秋田県にまたがる 十和田湖 は、日本を代表するカルデラ湖のひとつ。
透明度の高い湖水と雄大な景色は、カヤックやSUPでこそじっくり味わえる魅力があります。
今回は、道の駅十和田湖から車で約10分の場所にある レイクパークうたるべ からカヤックを出艇してきました。
出艇地の雰囲気や周辺施設、当日の湖上の様子を体験を交えてご紹介します。
基本情報
所在地:〒034-0301 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔宇樽部76
アクセス:関越自動車道「水上IC」より車で約40分
レイクパークうたるべとは?
レイクパークうたるべは、十和田湖のほとりにある観光施設で、遊覧船や釣り船の発着場所として利用されています。
- 道の駅十和田湖から車で約10分
- 駐車場あり(広くはないが整備されている)
- トイレは駐車場入口にあり
- 東屋や休憩スペースも整備されている
観光客向けの案内板はありますが、カヤックやSUPについての案内は特に見当たりません。
そのため、初めて訪れる人は「どこから出艇できるのか?」と少し迷うかもしれません。
出艇地を探してみる
私たちが訪れたときは、遊覧船や釣り船の発着もなく、人影もほとんどありませんでした。
案内板もありましたが、カヤックに関する情報は記載されていません。

「ここで出ていいのか?」と確信が持てず、さらに奥へ進んでみることに。
するとモーターボートが並んでいて、看板も設置されています。
しかし道は次第に狭くなり、砂利道に。結局は最初の駐車場周辺から出艇するのが良かったようです。
👉 十和田湖は 入湖届け不要・無料で利用可能 ですが、平らで組み立てやすい出艇地は限られています。
初めて訪れる場合は、出艇場所の確認に少し時間がかかるかもしれません。
十和田湖カヤック持込み体験記
カヤックで湖へ
狭いスペースでしたが、モーターボートの準備をしている人がいたので、私たちもここから出艇することにしました。
車を湖の近くまで寄せられるので、カヤックの組み立ても問題なくできます。

いよいよ湖に漕ぎ出すと、すぐに十和田湖ならではの透明度の高さを実感。
晴れていなかったため水の色はやや暗めでしたが、それでも深いブルーに染まる水面と、湖を囲む山々の景観は圧倒的です。
当日の天候と湖の様子
この日は4月下旬。
朝にはあられが降るほどの不安定な天候で、山々にはまだ雪も残っていました。
天気は少し回復しましたが、風が強まり、時間が経つにつれて波も大きくなってきます。
沖へ出るのは難しく、岸沿いをゆっくり漕ぐことにしました。
岸に近づくと風の影響はやわらぎ、静かな水面に。
短い距離でも十和田湖の雰囲気を感じることができました。


十和田湖カヤックの魅力と注意点
今回の漕行距離はわずかでしたが、
- 湖の雄大な景観
- 透明度の高い湖水
- 四季ごとの表情(新緑や紅葉は特におすすめ)
を体感できただけでも十分な価値がありました。
ただし、十和田湖は広大な湖で風の影響を受けやすいため、
- 天候や風のチェック
- 岸沿いでの安全なルート選び
- 無理のない範囲での行動
が大切です。
この日は遊覧船や釣り船も営業を中止しており、他にカヤックやSUPの人も見かけませんでした。
自然条件次第ではすぐに荒れてしまう湖なので、計画には余裕を持ちましょう。

まとめ
今回は、十和田湖の レイクパークうたるべ からカヤックを出艇しました。
施設は整っていますが、カヤック用の案内が少ないため、初めての人は場所選びに迷うかもしれません。
短時間の漕行となりましたが、雄大な景観と透明度の高い湖を体感でき、次回への楽しみも増しました。
今度はぜひ天候の良い日に再挑戦し、もっと奥まで漕いでみたいと思います。
私は日本一周の旅の中で、カヤックやSUPを持ち込める湖や川を巡り、その情報を発信しています。
もしおすすめのスポットがあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください!
下記より動画もご覧ください。
カヤックの持込みができる川と湖 ランクも付けて総まとめ
実際にカヤックを持込み、実体験でのランク付けをしています。
初心者向けや家族連れ、紅葉や草花、冒険気分の秘境など行く前に是非ご覧ください。
一目で分かるGoogleマイマップも掲載しています。
カヤックの持込みができる川と湖
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