▼まずは実際の様子を動画でチェック
釧路川の入川届、出艇場所の詳細、釧路湿原の大自然の様子や動物、野鳥などは動画が一番分かりやすいです。
「いつかは釧路川を下ってみたい」
ずっとそう思っていました。
今回の北海道旅、その大きな目的のひとつが、釧路湿原を流れる釧路川のカヤック旅です。
しかも今回は、車で北海道まで来て、さらにJR釧網本線を利用する片道ダウンリバー。
準備や移動も含め、かなりハードルの高いカヤック旅となりました。
しかし実際に漕いでみると、そこには日本とは思えないほど雄大で静かな景色が広がっていました。

釧路川カヤックのルート
今回のルートは、
- 塘路元村キャンプ場(出艇)
- 釧路川を下る
- 細岡カヌーポート(ゴール)
という約10㎞のコースです。

まず朝8時過ぎに細岡カヌーポート(13km15分程度)へ向かい、車を駐車。


細岡カヌーポートには大勢のツアー客がいて、さらに下流へ向かうツアーもあるようでした。


そこから徒歩で細岡駅へ向かいました、徒歩5分ほどです。

細岡駅はログハウス調でおしゃれな綺麗な駅舎でした。



ただ、個人で車とJRを利用する場合は、塘路〜細岡間が現実的なルートになります。
おすすめできない出艇地
実はこのほかの出艇地も検討していました。
Googleマップを見ると、ここにフタマタカヌー発着場と記載があります。
ここの方が塘路湖より近いので、現地まで歩いてみましたが、
道は砂利道でクマでも出そうな林道になり、車が止められるスペースはありますが、
急な階段と出艇地もぬかるみです。カヤックを下すのも大変です。
しかも川の合流地点でカーブして流れも速いので、ここは諦めました。






細岡駅から塘路駅へ
細岡駅から塘路駅へ向かう午前中の列車は、
- 7:23
- 9:36
の2本。
今回は9:36の列車を利用しました。

かなり早く駅に着いてしまいましたが、静かな無人駅で待つ時間も旅らしさがあります。


列車は1両編成。

思っていたより乗客がいて驚きました。
途中、湿原が見える場所では速度を落とし、
「景色をご覧ください」
というアナウンスも流れます。
たった10分程度の移動ですが、とても印象に残る時間でした。
塘路駅から徒歩でキャンプ場へ
塘路駅から塘路元村キャンプ場までは約1.3km。
徒歩18分ほどです。
少し大変かと思いましたが、普段の散歩程度の距離で、自然と足も速くなります。
思ったより早く湖畔へ到着できました。

釧路川の入川届はスマホで完了
釧路川では入川届が必要になります。
今回はスマホから事前に申請しました。
入川届はこちら
釧路川カヌー利用ルール・入川届
また、塘路元村キャンプ場の受付脇にも用紙が置かれており、一般利用者でも提出できるようになっていました。
カヌーポート塘路キャンプ場ここからの出艇も可能です。


塘路元村キャンプ場



静かな塘路湖から出艇
塘路元村キャンプ場駐車場に車を止めて出発。
5月19日、月曜日。
天気は快晴。
気温は8度。
朝の塘路湖は驚くほど静かでした。
波もほとんどなく、湖面は穏やか。
「今日は最高のコンディションだ」
そんな予感がしました。
本当なら湖でしばらく遊んでいたいほどですが、今日は先があります。
そのまま釧路川の入口へ向かいます。





いよいよ釧路川へ
橋を二つくぐると、いよいよ釧路川へ。
水はやや濁っていますが、流れはとても穏やかでした。
急流や危険な場所はなく、落ち着いて進めます。
ただ、思っていたより流れは遅く、漕がないと進まない場所も何度もありました。
「川下りだから勝手に進む」
そんなイメージとは少し違います。


野生動物との出会い
釧路川で特に印象的だったのが、野生動物との距離の近さです。
岸辺では鹿の群れがこちらをじっと見ています。
空には鶴。
さらに鷲が旋回していました。
鳥の声だけが響く静かな湿原。
人工物はほとんど見えません。
魚の姿は不思議なくらい見えませんでしたが、それでも自然の気配を強く感じます。


日本とは思えない景色
釧路川を流れていると、本当に日本なのかと思うような景色が続きます。
青空。
静かな流れ。
湿原の林。
そして人工物のない世界。
陸との高低差もほとんどなく、ただ自然の中を漂っている感覚になります。
このエリアはラムサール条約で保護されており、一切の上陸は禁止されています。
だからこそ、この圧倒的な自然が今も残されているのでしょう。
「この景色がずっと残ってほしい」
本気でそう思いました。
危険そうだった出艇場所
前日に「ここなら出艇できそう」と思っていた場所フタマタカヌー発着場も通過しました。
しかし実際に川の上から見ると、とても出せそうな場所ではありません。
最も流れが速く、しかも大きくカーブしている場所でした。
もしそこから出艇していたら、いきなり沈していたかもしれません。
事前確認の重要さを改めて感じました。

昼が近づくと風が強くなる
朝は予報通りほぼ無風。
しかし昼が近づくにつれ、かなり風が出てきました。
湿原特有なのか、遮るものが少ないため風の影響を強く感じます。
後半は向かい風になる場面もあり、思ったより体力を使いました。

細岡カヌーポートへ到着
約2時間。
ようやく細岡カヌーポートへ到着しました。
到着すると、中国人らしきグループがSUPの片付けをしていました。
レンタカーだったので、おそらく札幌方面から来たのでしょう。
「よくここを知っていたな」
と少し感心してしまいました。
北海道の自然は、海外の人にも強く魅力を感じさせる場所なのだと思います。

まとめ|一生に一度は漕ぎたい釧路川
今回の釧路川カヤック。
正直、移動や準備はかなり大変でした。
しかし、その苦労を超える景色が確かにありました。
人工物のない湿原。
静かな流れ。
野生動物。
そして、日本とは思えないほど雄大な自然。
「いつかは釧路川」
そう思っている人には、本当におすすめできるカヤックルートです。
北海道の自然を全身で感じたい人には、間違いなく特別な体験になると思います。
細岡展望台
前日の方調べで釧路湿原国立公園細岡展望台に行って見ました。
展望台から見える釧路湿原





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