寄港地(沖縄)
沖縄の那覇港には予定通りの入港(7:00)で、部屋を出て下船デッキに行き、船外に出るまでにかかった時間は、10分位だったと思います。
下船時の所要時間は色々調べましたが、詳しく書いている人がいなく、現地観光ツアーには時間の心配で申し込みできませんでしたが、このくらいスムーズであれば心配なかったかもしれません。
沖縄での過ごし方は、プリンセス主催の寄港地ツアー(1人100$~150$)前後のものがあり、下船も優先で17:00までの乗船期限にも安心というメリットがあるので、迷いましたが、徒歩と路線バスで新原海岸(みーばる)に行きました。
(船内で知り合った人は、そのツアーで美ら海水族館に行くツアーに、参加予定だったが乗り遅れ、別のツアーに参加せざるを得なかったそうです。点呼も取らずに出発してしまうこともあるようで、安心できないこともあるようです!)
那覇バスターミナルまでは歩いて12分位で、予定通りのバス(8:45発)に乗ることが出来ました(片道730円/人)。
車内は人もまだらで終点の百名バスターミナルまでは、約45分新原海岸までは徒歩15分程度でした。
翌日の石垣島の天候が不安だったのでこちらで、グラスボートに乗りました。
みーばるマリンセンターでは、スマホクーポンの2割引があり1,320円/人でした。
やはり、海はきれいで魚も良く見られました。
季節外れのせいでしょうか、他には乗客はいなく貸し切りでした。
那覇バスターミナルまで戻り2階で一休み。
バスターミナルは新しく、2階にはたくさんの店がありました。
そのあとは国際通りで昼食、事前に調べておいた「ゆうなんぎい」に行きました。
どれもおいしそうで迷っていると、食べきれないと困るから、色々食べられると、B定食を薦めてくれました。
まだ、食べられればまた注文してと、言われましたが満腹でご馳走様でした。
お土産も買いドンキで休憩、ゆいレールでの散策も考えましたが天候も悪くなり、首里城の焼失の後だったので船に向かいました。
石垣島寄港中止
途中お寺があったので見学していたら、石垣島で予約をしておい『たたびらいレンタカー会社(フタバレンタカー石垣島)』から電話が入り、
「明日はこちらには寄港しないと言う事でよろしいでしょうか」と言われビックリ、どうも台風の影響で寄港しなくなったらしいとのこと。
他のお客さんからキャンセルの連絡があったそうで、お寺の見学もそこそこに急遽船に戻りました。
乗船時は多少混んでいましたが、それより明日の石垣島のことが気になり、確認すると、「はい石垣島へは寄港しません、11時にはお知らせ済みです。」とあっさり、天候で危険では仕方ないですが。
こんなこともあるのですね。
乗船3回目の人で寄港できなかったのは、今回で2回という人もいました。
でも、事前に支払った石垣島の港湾税は払い戻しされました。
LINEで何度もやり取りさせてもらった、フタバレンタカー石垣島さんには、大変お手数をお掛けし、申し訳ございませんでした。
石垣島の寄港がなくなったので、沖縄1泊か台湾1泊になるのかな、などと期待もしましたが、(港湾の予定もあるからそれは無理ですね)2日かけて台湾に向かいました。
寄港地台湾
台湾(12月4日)では天気は曇りで雨の予報もあり、沖縄より寒く感じました。
台湾の下船は横浜乗船時に渡しておいた、パスポートのコピーで入国審査は済んでいて、前日に、その書類は船室に届けられていました。
混雑もなくクルーズカードとパスポートのコピーのみの提出でスムーズでした。
下船も順調で客室を出て15分位で済みました。
出たところには臨時も両替所もあり、20人位の人が換金していましたが混雑はしてませんでした。
寄港地は台湾北部の基隆で、そこには夜市などもあるので1日中そこでも良いかと思っていましたが、出口ではたくさんのタクシーが待機していて、日本語のできる担当者が希望を聞いていました。
私たちも声を掛けられたので半日コースで8,000円とのことだったので、九份に行ってもらうことにしました。
ただ、両替してきた分は10,000円位だったので円での支払いが可能か聞くと、その場で10,000円を台湾ドルに交換してくれました。レートは4円なので相場でした。
タクシーの運転手は日本語を話すことが出来ませんでしたが、iPadを使いこちらの要望を聞いてくれました。
多少翻訳のおかしなところもありましたが、そこはお互いの歩み寄りで、何とか千と千尋の神隠しのモデルともいわれている店まで連れて行ってもらいました。
日本の修学旅行の学生がたくさんいて、その添乗員の人に聞いたら中でお茶が飲めると言うので入ってみました。
タクシーの運転手の人もそうでしたが現地の人にとっては、どうしてこんなに人が来るか不思議そうでした。
現に運転手の人は途中何度も人に聞いてようやく案内してくれましたので初めてだったようです。
運転手の人もお茶に誘いましたが遠慮して来ないので、こんな時は日本の小物(日本手ぬぐい、食品サンプルストラップ、消せるボールペン、宇治抹茶など)を持参してあげたらいいなと思いました。
運転手の人は親切で途中車を何度も止めて観光地を案内してくれました。
最後は基隆廟口夜市まで送ってもらいありがとうございました。
基隆廟口夜市では、調べておいた店を回り食べ歩きました。
通りにいる人々はほとんどクルーズの人で、地元の人に聞いてもわからない土産物店を詳しく教えてもらえて助かりました。
ちなみにおすすめ土産は、パイナップルケーキと金興というお菓子でした。
あと、ミキコ(プリンセス号の日本人クルーズ・ディレクター)おすすめの靴が激安でしたがサイズが合わず(妻)諦めました。
乗船時は少し混みましたが、苦になるほどではありませんでした。
終日航海日
早起きの人は朝5時からホライゾンコートで食事ができます。
朝のラジオ体操は7時半からで14階デッキで始まります。
ゲームは豆袋投げや空欄当てゲーム、シャンパン輪投げ、曲当てクイズカーペットボール、巨大ジェンガ、パターゴルフなどなどひっきりなしです。
カルチャーも英会話、社交ダンス、コーラス、フラダンス、手芸など多彩ですが、その場で並んでできるものと、事前申し込みが必要なものとありますので注意が必要です。
ゲームの勝者には何らかの商品もあります。
下船
横浜の下船は時間の希望を出しておかなかったので、最も早い7:30でした。
当日は5:00に起きホライゾンコートで食事を済ませ、すんなり下船です。
宅配で送る荷物は前日の夜に段ボール詰めて客室の外の通路に出しておきます、不要な手荷物も出せます。その時下船時に着る洋服まで詰めてしまい、パジャマで帰る人もまれにいるようなので気をつけてください。
私は配送サービスSGムービング(佐川急便)の往復利用を申し込みしておいたので、下船手続き後荷物を探し、SGムービングの集荷場までのわずかな距離をカートで移動し、荷物を渡すだけで、翌日には自宅に送られてきました。
このサービスについては利用の価値はあったと思います。
ダイヤモンド・プリンセスのクルー
やはり圧倒的に多いのは外国人クルーですが、皆さん気さくで片言の日本語で挨拶をしてくれます。
部屋の掃除はいつも専属のスタッフがしてくれます。
こんな時も日本の小物(扇子や日本手ぬぐい、食品サンプルストラップ、消せるボールペン、宇治抹茶など)を持参していたら喜んでくれそうです。
モーニングショーやイベントの司会は日本人クルーが進行してくれますので不自由しませんが、込み入ったことは6階中央にあるゲストサービス・デスクにいる日本人スタッフが対応してくれます。
人数は多くないので多少待たされますが、そこは我慢です。
私も有料Wi-Fiの件で相談しました。行きつけのホライゾンコートでは、フィリピン出身のウェーターと話をすることが出来ました。
彼は以前は名古屋で働いていたそうですが、その後クルーになったそうです。
契約は6カ月で2カ月の休暇後、再契約が可能だそうです。
部屋は2~4人の相部屋で食事は賄い付き、本人曰く結構きついそうです。
でも、外国航路のクルーズ船などに乗れば世界旅行も出来お金も稼げて、若い人にはいいかもしれません。
ただし、ダイヤモンド・プリンセスのクルー条件には英語が必須です。
なお、クルー希望者はダイヤモンド・プリンセスのサイトで随時募集しているとのことですので、挑戦してはいかがでしょう。
今はコロナ禍で多くの人が解雇されたかもしれません、一日も早くもとに戻ることを祈ります。
ベストワンクルーズに思う事
ベストワンクルーズはweb専門の代理店です。
プリンセス・クルーズの旅行会社向けトレーニング・プログラムコースを受講し、レベルは4段階中ファースト・オフィサー、スタッフ・キャプテン、キャプテン、コモドアーの中の最高位であるコモドアーです。
実店舗が無い分コスト削減はできていると思います。
クルーズ専門ということでツワーの選択肢は豊富です。
正直、申し込み時点ではクルーズに対して今の知識はなかったので、サービスや価格について詳細に他社比較していませんでした。
テレビ放映などしているところは往復の荷物配送サービスを無料にしたりもしていますので、遠方の人は検討の一つかもしれません。
今回のクルーズで大きな問題はありませんでしたが、あえて取り上げれば、最終資料(チケット等)が郵送されてきた後にメールで☆クルーズ最終乗船券を、現在作成準備中でしてご出発の7日~5日前までに、ご出発に必要な最終書類を代表者様に原則ご郵送いたします(メールの場合もございます)。
との案内が届き、この後にもまた何か来るのかと思っていましたが、5日前になっても何も来ませんでした、不安になり確認するとすでに届いていたものでした。
定型文の貼り付けミスだったようです。
乗船時間についてもウェルカムパーティーが始まる15:30というのも酷いと思いました。
大勢の乗船なので時間割は必要と思いますが、早く乗船できる可能性があることは伝えるべきです。
ここは価格の安さで最終乗船になったのか不明ですが、ネックホルダーについても無償配布の予定があるのであれば、チケットと一緒に郵送してほしかった。
乗船後に希望があれば配布しますと言われても遅いし、これは必需品です。
驚いたのは担当者が同乗していたことです。
5日前にそれではいってらっしゃいませ!なんてメールをもらい、私たちも乗船して待機しています、などなかったので事前に教えてもらっていればすごく安心できたと思います。
ダイヤモンド・プリンセスのクルーズを終えて
結論から言うと満足です。
また、行きたいかと聞かれれば行きたいですね。
ただし、次回はもう少し暖かい時期がいいですね。
ダイヤモンド・プリンセスにはリピーター割引もあります。
これは旅行会社に関係なくありますので、再度ベストワンクルーズにする必要はありません。
ただし、別のクルーズ船の場合はベストワンクルーズのリピーター割引を選んだ方が良いかも知れませんが、もし、次回があれば他社との比較検討は十分にしたいと思います。
最後にコロナが収束してクルーズが再び人気を取り戻せるように願います。
この内容はYouTubeでもご覧いただけます。
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