豪華客船クルーズダイヤモンド・プリンセス号最安値で行くとどうなる？　＃1 完全準備編！

沖縄・石垣島・台湾プリンセス・クルーズ8泊9日動画

ねぶた祭りに沸く青森と韓国8泊9日　ダイヤモンドプリンセス・クルーズ動画2023

コロナ感染で大騒ぎになる少し前にダイヤモンド・プリンセス号でクルーズしてました。

あれから2年感染も治まってきたのでクルーズに興味のある方の参考になればと思い掲載します。

はじめての豪華客船クルーズ

2019年11月29日(金)～12月7日(土)
ダイヤモンド・プリンセスで行く沖縄～石垣島～台湾８泊９日コース

動機

私たち夫婦はバリバリと言うほどではありませんがアウトドア派です。

ですから、テントや車内で寝ることも平気で、旅行は大好きですが、ホテルはパイプのけむりや伊東園、大江戸温泉物語などが中心で、豪華な旅行はほとんどしていません。

クルーズ旅行には興味もありましたが、外国人やセレブの旅！敷居が高い！値段が高い！期間が長い!のイメージで、とても普段の自分たちの生活からは、豪華客船で行くクルーズなど、 まったく、考えられませんでした。

特に普段なれないドレスコードなどにも抵抗がありました。

その頃はテレビなどでも取り上げられ、 何かと話題にもなっていましたが、自分たちには無縁と思っていました。

ところが、会社の同僚が行ってきたと聞き(急に身近に思え)・・なら俺もと、計画を立てました。

この体験記は一生に一度位はクルーズ船に乗ってみたなと思うような、初めての方(セレブではない方)の参考になるように、準備段階からの、疑問、不安、現実の細部までをまとめた体験記です。

旅行会社とツアーの決定

クルーズやクルーズ旅行で検索すると、たくさんの旅行会社が、クルーズの企画をしていることがわかります。

例えばエイチ・アイ・エス、クラブツーリズム、JTB、日本旅行、阪急交通社などなど その他数十社その中で、私たちの初クルーズはベストワンクルーズに決めました。

クルーズ専門店ということでクルーズ客船やツアーの選択肢も多く、大幅値引きの言葉に釣られ他社との検討もなく決めました。

今回の乗客は2,700人でその内ベストワンクルーズの乗客は200人とのことでした。

他はエイチ・アイ・エス、クラブツーリズム、JTB、日本旅行、阪急交通社などのツアー客でした。

船内ツアーや相談には乗客が少なくて、良かったかも知れませんが、どこの会社も乗客100人に1人のスタッフが付くようです。

ただ、ベストワンクルーズの添乗員(2名)が乗船していることは乗船して初めて知りました。

私たちの今回の目的は『豪華客船クルーズ』なので、寄港地の希望は特にありませんでした。

第一は安いことそして、発着は横浜であること(関東在住のため)神戸港などからの発着で、新幹線や飛行機の手配込みなどもありますが、わざわざそれはなし(クルーズのみというツアー)

船内で知り合った熊本の人は、飛行機で来た(航空券付ツアー)と言っていました。

九州は福岡からのクルーズもあるようですが、コース、時期とも選択肢が少ないので横浜まで来たそうです。

乗船は10月以降が希望だったので暖かい南の方面で探しました。

値段の安いのは日本発着の外国船なので、外国には必ず行くことになります。

お手軽なのは韓国、香港、台湾でしたので、決めたのが、ダイヤモンド・プリンセス号で行く　2019年11月29日(金)～12月7日(土)横浜発着・沖縄～石垣島～台湾８泊９日コースでした。

クルーズの企画は プリンセスクルーズ で行い、そのツワーの販売を契約旅行会社が担当する仕組みで、ダイヤモンド・プリンセスのオフィシャルサイトでツワーの申し込みはできません。

ですから、サイト内で発表されているツワー金額は定価で契約旅行会社は大体同様の値引き幅が与えられていて、極端な値引きはできないので価格はどこも同じようだと思います。

その中で独自の販売方法を駆使して各社努力しています。

そのころテレビでダイヤモンド・プリンセスの紹介番組があり、行くなら絶対バルコニー室と薦めていましたが、内側客室との差額は1人60,000円位あります。

部屋以外船内体験はすべて同じですから、私ならその差額で2度目の乗船資金の足しにしたい気もします、勿論宝くじでも当たれば別ですが(何年も買ってない)。

客室決定

部屋により価格が変わります。

海側で窓のある部屋、窓はあるが視界が悪い部屋、バルコニーのある部屋、スイートルーム等で変わり、部屋によりサービス料(チップ)も違います。

同じツアーでも客室で金額は大きく変わります。

私たちは勿論、最安の内側客室を選びましたが、金額差は下記のようになります。

■船室はスイート(10種類で721,000円～235,000円)

■海側バルコニー(2種類で198,000円～187,000円)

■海側(2種類で161,000円～133,000円)

■内側(132,000円)とありますが、
今回は最安の内側船室で(更に値引き！のキャッチコピーにひかれ)1人98,000円に決定です。

本来内側は132,000円(ダイヤモンド・プリンセスのカタログでは)とのことですが、ベストワンクルーズが値引きしましたということで、この価格になりましたが、正規金額を支払っている人はいなく、また、旅行会社による価格差もほとんどないと思います。

旅行代金は98,000円(税込)だけなのか？

残念ながら、旅行代金は98,000円(税込)だけではすみません。

政府に支払う港湾税1人12,550円も旅行会社に支払います。

その他、外国船なのでサービス料(チップ)の支払いもあります。

日本船籍の場合は無いようです。

日本人はチップの習慣がないので、強制徴収(気は楽です)されます。

1人1日分7.25＄×９日＝65.25＄(船内決済で後日クレジットカードから引落)　約7,100円位　別途1人合計19,600円加算となります。

総額98,000円+12,550円+7,100円＝117,650円×2人(夫婦で行ってます)＝235,300円となりました。

正規料金より大幅値下げ等の広告が入り、1泊1万円以下のような表現がありますが、実際にはその他で、かかるものがあるので8泊9日117,650円。1泊13,000円と言うところでしょうか。

旅行代金と港湾税の221,000円は申し込み後、旅行会社にネットからクレジットカードで支払いますが、楽天のクレジッカードの支払いは拒否されました。

この対応は、ベストワンクルーズのみかどうかは分かりませんが、楽天ポイント通算獲得500,000ポイント越えの私としては、非常に残念でした。

事前準備

私たちの場合、海外旅行は本当に久しぶりなので、パスポートの更新手続きからスタートです。

ツアー申込時にパスポート内容の記入が、必要なので最初に用意しました。

持っている人も有効期間満了まで、6カ月以上あることが条件なので注意してください。

ちなみにパスポート申請費は10年で　都道府県収入証紙　2,000円　収入印紙　14,000円　合計　16,000円でした。

一般旅券発給申請書　1通　外務省サイトよりダウンロードよりできます。

■戸籍謄本（または戸籍抄本）　1通　(夫婦なら1通でOK)

■住民票の写し　1通　(夫婦なら1通でｏｋ)

■写真　1葉(デジカメで撮影しプリンターで印刷で OK )

■申請者本人に間違いないことを確認できる書類

上記サイトに詳しく出ています。 受領までは1週間程度でした。

両替(台湾ドル)

台湾では行きたいところや、交通手段など具体的に決まってなく、台北に行くにしても、電車かバスで行けば安いし、後は、寄港地の帰隆にある夜市で食べ歩き程度なので、1万円分しか両替しませんでした。

両替先は色々調べましたが、ネットが一番簡単で手数料も安いと思いました。

現地のセブンイレブンでもできるようですが、時間や手間が大変な様に思え、金額も僅かなので、ネットで調べ外貨両替ラクマネットに依頼しました。

国内の銀行でするより、安く簡単で少額から可能でした。
通貨：新台湾ドル　　
外貨金額：2600ドル
両替レート：1TWD 3.91円　　
両替紙幣：おまかせ（小額紙幣多め）
支払総額　10,666円(送料込み)

11月24日(日)にネット銀行のゆうちょダイレクトより、相手のゆうちょ口座に振り込みをしました。

ゆうちょ同士だと、月5回まで振込手数料無料なので助かります。

25日(月)には書留で発送され、27日(水)は無事受け取れましたが、29日(金)朝出発を考えると、もう少し早めにしておくべきでした。(反省)

でも、台湾では下船時に臨時の両替所が設けられていたので、そこで替えるのが一番楽かもしれません。

セブンイレブンでも店員の人にお願いして、両替機で交換してもらっている人もいました。

このような情報は、旅行会社から事前に欲しかったです。

介護依頼と新聞休止

家には介護が必要な年寄がいたので、旅行の前後からショートステイで、預かってもらう手配も重要です。
間際では入所できないこともありますので、早めにお願いしました。

旅行中の新聞も止める手配をし、回覧板は隣の人に頼んで抜かしてもらいました。

旅行保険

旅行保険は旅行会社の薦めるものもありましたが、ネットで比較すると価格差が大きかった(半額近い)ので、ネット比較の上、三井住友海上保険の海外旅行保険にしました。

障害死亡1000万円　障害後遺障害1000万円等々、1人　5,930円でした。

何もなく無事に帰ってこられ良かったのですが、もったいないような気もしちゃいます。

配送サービス利用

8泊9日夫婦2人分の荷物は、結構あります。

新婚旅行当時の大型スーツケースは、すでに処分してしまったので、現在あるのは、36Lと50Lサイズの2個だけでした。

これでは全く納まりません。

買うとすれば81L以上の大型となりますが、今後も使うか分かりません。

そこで、段ボールでも送れる、クルーズ専用の配送サービスＳＧムービング(佐川急便)を利用することにしました。

荷物は客室まで運んでもらえるので、申し込みは客室番号が決まってから、インターネットか電話申し込みのどちらかでします。

集荷依頼受付開始日は、乗船日の22日前からです。

集荷は、乗船日の11日前から5日前までです。

荷物のサイズは、スーツケースの場合縦+横+高さの３辺合計が160ｃｍ　

段ボール等は縦+横+高さの３辺合計が140ｃｍ　までで、いずれも重さは20ｋｇ以下です。

私の場合は佐川急便で３辺合計が、140ｃｍの段ボール(250円)を購入しました。

北関東からの往復料金は2,600円×2＝5,200円から往復割引-100円で5,100円でした。

段ボールの３辺合計は140ｃｍですが、スーツケースのローラー部分や角の丸身などを、考慮すると段ボールはかなり入ります。

自宅の集荷時に佐川急便が、届け先のダイヤモンド・プリンセスの部屋番号と、自分の名前を印字して届けてくれます。

帰りも同様で、下船して荷物を受け取り佐川の集荷場に運べば、自宅発送のシートを用意していてくれ貼ってくれます。

段ボールのお荷物配送サービスのおかげで、スーツケース小か中かそれとも両方かと悩んでいましたが、結局小さい方一つですみ、横浜までの電車内も助かりました。

持ち物と服装

これは気になるところだと思います。

特にドレスコードのフォーマルや普段の服装など、靴やサンダル、水着やゴーグル。

スリッパやティッシュペーパー、ドライヤーはどうなのかと？

靴は私が革靴、カジュアルシューズ、スニーカー、クロックスの4点

妻がフォーマルヒールとヒール、スニーカー、ビーチサンダルの4点

多いような気もしましたが、実際すべて履きました。

でも、ジムにはいかない、プールには入らないのであれば、スニーカーとサンダルはなくてもいいかも知れません。

フォーマルは私１点、妻2点で妻はネットでフォーマルドレスを探し回り、カジュアルフォーマルとフォーマルの２点持って行きました。

私は黒のビジネススーツに蝶ネクタイでしたが、蝶ネクタイの人は少なく、普通のネクタイの方が多かったです。

ポケットチーフは購入しましたが、入れていない人がほとんどでした。

今回のダイヤモンド・プリンセスは、プレミアム客船でしたので、タキシードの人は1人しか見かけませんでした。

クルーズ客船のクラスとドレスコード

≪カジュアル客船≫　
気軽でにぎやかに過ごせるクルーズ客船
（ドレスコード）

フォーマル：
男性：背広とタイ着用
女性：カクテルドレスやワンピースにアクセサリー

インフォーマル：
男性：ジャケット等
女性：ワンピース等

カジュアル：
男性：シャツや襟付きシャツなど
女性：スカート、ドレス、スラックスとセーター、ブラウスなど

≪プレミアム客船≫
ほどよい上品さと楽しさが心地良い客船

服装（ドレスコード）
フォーマル：
男性：タキシード・ダークスーツ
女性：カクテルドレスやワンピースにアクセサリー、パーティドレス・和服

インフォーマル：
男性：ジャケット等
女性：ワンピース等

カジュアル：
男性：シャツや襟付きシャツなど
女性：スカート、ドレス、スラックスとセーター、ブラウスなど

≪ラグジュアリー客船≫
エレガントなクルーズスタイルを実現する客船（ドレスコード）

フォーマル：
男性：タキシード・ディナージャケット、ダークスーツにネクタイ
女性：イブニングドレス、カクテルドレス、和服

インフォーマル：
男性：ジャケット着用（ネクタイはなしでも可）
女性：カクテルドレス、スーツ、ワンピース、パンツスーツなど

カジュアル：
男性：シャツや襟付きシャツなど
女性：スカート、ドレス、スラックスとセーター、ブラウスなど
のドレスコードがあります、お洒落もクルーズ船ならではの旅ですね。他の服も参考までに載せておきます。
他にもスポーツウェア上下、水着、ゴーグル、スイムキャップなども持って行きましたが、スイムキャップの着用指示はありませんでした。

下着やシャツはコインランドリーで洗濯できます。

その他は傘、小型物干し、マグネットフックなどくぼこまきさんの『クルーズ行ってきました』と『クルーズはまりました』を参考にさせてもらいました。

久保さんは初クルーズではまりその後も回数を重ね今では本を出版し、あちこちで講演もしているようです。

積極的なお子さんと愉快な義理のお母さんとの乗船の様子など、いろいろなクルーズの体験談が参考になります。

今回のクルーズで持って行った物
■貴重品

■パスポート　6ヶ月以上の有効期間があるもの

■パスポートのコピー　旅行会社からの支持あり2枚

■クルーズ乗船券(Eチケット)　旅行会社から届く記入事項あり

■クレジットカード　念のため2種類Visaとmasterなど■日本円と外貨の現金　新台湾ドル・日本円

■ 筆記用具
　　　　　　　　
■宅配便送り状控　ＳＧムービング(佐川急便)用

■ビザ・旅行保険証　三井住友海上保険の海外旅行保険・ビザ不要

■衣類・雨具

■フォーマルウｴア・靴

■カジュアルウェア・靴

■スポーツウェア・シューズ

■水着・ゴーグル・スイムキャップ・クロックス

■折りたたみ傘

■レインウェア

■パジャマ

■帽子

■日焼け止め

■サングラス

■メガネ

■望遠鏡

■自撮り棒

■スマートフォン・充電器

■デジカメ

■シャンプー・リンス

■洗顔料・ボディシャンプー

■ヘアブラシ

■折りたたみバック

■洗濯用洗剤

■洗濯用ハンガー

■常備薬・内服薬

■飴

■ミネラルウォーター

■マグカップ

■フック付きマグネット

持って行く必要のなかった物

■スリッパ

■ ミネラルウォーター

■ ティッシュペーパー

■ スイムキャップ

■ ネックホルダー

■ 船内活用バック

豪華客船クルーズダイヤモンド・プリンセス号最安値で行くとどうなる？　＃1 完全準備編！

豪華客船クルーズダイヤモンド・プリンセス号最安値で行くとどうなる？ ＃2 乗船編！

豪華客船クルーズダイヤモンド・プリンセス号最安値で行くとどうなる？ #3　寄港地　沖縄・まさかの石垣島・台湾編